最終更新日時:2025-03-23 (日) 21:51:40

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基本情報 Edit Edit

制服プロフィール
グラスワンダー.png名前グラスワンダー
CV前田玲奈
キャッチコピー清楚可憐。
アメリカ帰りの大和撫子
学年中等部
所属寮美浦寮
誕生日2月18日
身長152cm
体重増減なし
スリーサイズB77・W53・H84
自己紹介
グラスワンダーと申します。
ウマ娘として生まれたからには、その“道”
を果てまで窮めたいものですね。ふふっ♪

他立ち絵 Edit Edit

詳細情報 Edit Edit

  • 寮の同室はエルコンドルパサー
  • ホームのトップ画面に設定すると、アメリカに残してきた妹から、一方的にライバル視されている旨の話をしてくれる。
    • この妹さんにも元ネタが存在する。Wonder Againというアメリカ調教馬でグラスの全妹(父と母がともに同じ)にあたり、現地の芝GIを2勝する実績をあげている。
    • そのワンダーアゲインの主戦を務めたペルー出身のエドガー・プラード騎手は2002年と2004年に米国クラシック三冠の3冠目ベルモントステークスで勝利しているが、いずれも米国三冠を阻止しての勝利であり、グラスの主戦だった的場均騎手に通ずる「レコードブレイカー」ぶりを発揮する騎手である。

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ボイス Edit Edit

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ヒミツ Edit Edit

  • グラスワンダーのヒミツ①
    実は、スカート丈に
    ひそかなこだわりがある。
  • グラスワンダーのヒミツ②
    実は、抹茶ラテは
    『和』としてアリかナシかで悩んでいる。*1

アニメ Edit Edit

元ネタ Edit Edit

99年 宝塚記念
標的はただ一頭 同期のダービー馬だった
今行くか。いや、まだか。いや、今か。
一瞬の判断で未来を変えた、未知なる栗毛。その馬の名は…
(2012年JRA宝塚記念CMより)

グラスワンダーはスペシャルウィークらと同じ98世代でG1を4勝、グランプリを三連覇した名馬である。
アメリカ生まれでキーンランドのセールに参加していた尾形調教師に見いだされ
同行していた馬主に購入されて日本で走ることになる(馬主はかつての名馬グリーングラスの双子の兄弟)
育成牧場で早くも評判となるが、この時同時にグラスワンダーに匹敵すると称されていたのがスペシャルウィークである。

評判通りデビューから3連勝で朝日杯を迎え馬場が悪かったにもかかわらずレコードで勝利。

外国産馬と言うこともありそのレースぶりから「マルゼンスキーの再来」「怪物二世」と呼ばれ始める。
このときの2着は2馬身半だったが相手も同じく評判馬のマイネルラヴであった。
マイネルラヴは後にタイキシャトルの引退レースでスプリンターズSを勝利している。
この年の年度代表馬投票で10票を獲得しており、2歳馬で年同代表馬投票で票を獲得した馬は初であった。

当然、翌年も期待されたが年明けに骨折が判明し春は全休となった。
この間に台頭してきたのがグラスワンダーの目標でもあったNHKマイルカップ
グラスと同じ主戦の的場均騎手を背に無敗で圧勝したエルコンドルパサーである。

秋の復帰戦は一気に頂点を狙い当時の中距離王に君臨していたサイレンススズカ
挑戦状を叩きつける形で毎日王冠に参戦を表明
同時にエルコンドルパサーもサイレンススズカに毎日王冠で挑戦状を叩きつけ大きな話題となった。

特にグラスワンダーとエルコンドルパサーは主戦が同じこともありどちらを選ぶか注目されたが
的場はグラスワンダーを選択し、エルコンドルパサーは蛯名正義騎手に乗り替わった。
ちなみに的場騎手がエルコンドルパサーを選択した場合、打診されていたのは蛯名騎手だったという。

毎日王冠は予想通りサイレンススズカが軽快に飛ばしたが
的場とグラスワンダーは競り合いに勝機を見出し早めに並びかけようと試みた
しかし、休み明けの影響もあったか並びかける前にサイレンススズカが再加速し
作戦が不発したグラスワンダーはラストの伸びを欠いて5着に敗れた。
自身の最も得意な競馬で挑んだエルコンドルパサーも2着に敗れ
無敗の外国産馬の2頭はここで初めて敗戦を喫した。

その後、距離を試す意味合いで東京2500mのアルゼンチン共和国杯に出走したが6着と敗れ
一方でエルコンドルパサーはジャパンカップを優勝し明暗を分けたが
G1馬が8頭顔をそろえた有馬記念を豪快に差し切り一年ぶりの復活勝利を遂げた。

翌年は順調さを欠いたものの何とか安田記念の前哨戦である京王杯スプリングカップへ間に合う
1400mへの一気の距離短縮なども憂慮されたが
直線で爆発的な末脚を繰り出して同期のエアジハードを差し切り優勝。
しかし、本番の安田記念ではエアジハードの逆襲に合い2着に敗れた。

体調が一時悪化したものの持ち直したため夏のグランプリでスペシャルウィークと対戦。
ヒットマン」こと的場均が得意とする完璧なマークから直線で一気に抜き去り3馬身差をつけて圧勝した。

秋は去年敗れた毎日王冠に出走したが格下を相手に辛勝となった。
ジャパンカップを目標に調整されていたが筋肉痛で回避することに。
そして二連覇、グランプリ3連覇のかかる有馬記念で再びスペシャルウィークと激突。
このレースで引退の決まっているスペシャルウィークから
グラスワンダーには絶対に負けないという徹底マークを受けるものの僅か4cmの差で凌ぎ切って勝利した。
ゴールが1m手前でも1m先でもスペシャルウィークが前だったがゴールの瞬間だけグラスワンダーが前に出ていたと言われる。
3着は翌年グランドスラムを達成するテイエムオペラオーであり、
フジテレビ堺正幸アナの「最後はやはり最強の二頭!」という実況と共に平成の名勝負の一つとして名高い。

スペシャルウィークとエルコンドルパサーが当年で引退しており
同年に引退すると繁殖牝馬の奪い合いになることも考慮され現役を続行するが
体調が整わず日経賞、京王杯スプリングカップと惨敗した。
宝塚記念でようやく体調が良化し、第三コーナーで先頭を飲み込む勢いで進出したが
直線で伸びを欠き6着に敗れた。

レース中に骨折していたことが判明し、結局これがラストランとなり引退となった。
宝塚記念に関しては故障さえなければいい勝負が出来ただろうと言われている。
引退式のときに主戦を務めた的場騎手は「グラスワンダーの本当の強さを皆様にお見せできなかったことが残念でならない」と語った。

種牡馬としては初年度から重賞勝ち馬を輩出し、その後もコンスタントに活躍馬を送り出した。

突出した大物こそ居なかったものの、自身が出走することも叶わなかったジャパンカップを制したスクリーンヒーローや
宝塚記念親子制覇を成し遂げたアーネストリーが代表産駒となる。
結果、スペシャルウィークには及ばないものの成功と言えるだろう。

後に代表産駒の1頭であるスクリーンヒーローが種牡馬として大成功し
G1で6勝をあげたモーリスや有馬記念を制したゴールドアクターを輩出。
特にモーリスは次世代のリーディングサイアーとして期待されており
2021年のクラシック世代が初年度産駒で数多く出走している。
そのため、クラシックや2歳戦でグラスワンダーの曾孫を見る機会は非常に多いだろう。
直系を繋ぐという意味では98世代どころかウマ娘化された馬全体で見てもぶっちぎりで成功している。
(血を広めると言う意味ではスペシャルウィークが一歩リードしているかもしれない)

そして、そのモーリスの子であるピクシーナイトが、2021年10月のスプリンターズステークスで優勝、
モーリス産駒として初のG1タイトルをもたらした。
これにより、グラスワンダー→スクリーンヒーロー→モーリス→ピクシーナイトと、
「父系4代でG1制覇」という誰もなしうることが出来なかった日本中央競馬史上初の快挙を達成した。

  • ちなみにこのピクシーナイト。グラスワンダー父系であるだけでなく、母父にキングヘイロー、母母父はサクラバクシンオー、父母メジロフランシスはメジロ牧場ゆかりの牝系メジロボサツ系でメジロドーベルの近親と、ウマ娘プレイヤーにとって非常になじみ深い血統である。
    香港スプリントでの事故による負傷が尾を引き、以降は思うような成績こそ残せなかったものの種牡馬入り。父系5代G1制覇の父として期待がかかる。

以降も大阪杯を制したジャックドール、名牝ジェンティルドンナの仔でエリザベス女王杯を制したジェラルディーナ等重賞馬を多数輩出。
グラスワンダー父系の血はこれからも広がっていくだろう。

  • モーリスはオーストラリアにもシャトル種牡馬として派遣されており、初年度産駒ヒトツがオーストラリアンダービー等の同国G1を三連勝。
    ヒトツは2022年ジャパンカップでの来日の報もあったが、怪我のため日本の産駒より一足早く種牡馬入りしている。
  • 前述のとおり、モーリスはメジロ牧場の解散に伴い譲渡された、メジロフランシスの仔である。
    牝系メジロボサツ*2系は多くの重賞馬を輩出したメジロ主軸の牝系であり、その子孫モーリスは、亡きメジロ牧場の遺志を継ぐ正統後継者ともいえる。*3

のんびりとした性格で放馬した馬が突進してきても全く動じず
調教師に「非常に賢いか、ただの馬鹿のどっちかだな」と言われたが
的場の指示に素直に従い徹底マークやまくりをこなした点や
有馬記念から京王杯スプリングカップでの一気の1100mの距離短縮でも
まったく掛からなかった点を見ても非常に賢い馬だったのだろう。

2020年で種牡馬を引退。現在は明和牧場で余生を過ごしている。
但し、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で見学は出来ない(事実、種牡馬引退発表の数日後に緊急事態宣言が発令されている)。
2021年の時点で98年世代で複数G1を制した馬で唯一存命である。(ウマ娘以外だとエアジハードも存命)
海外でもタフに走り抜いたエルコンドルパサーが早逝し
現役時代に故障に悩まされ続けたグラスワンダーが長生きと言うもの不思議なものだが
是非ともまだまだ長生きして欲しいものである。

余談だが、上述の日経賞は前走の有馬記念から馬体重が18kgも増加した状態で出走しており(その有馬記念も前走の毎日王冠から12kg増加しての出走だった)、これはのんびりかつ従順な性格や新人厩務員が食べさせ過ぎたのが影響しているとされている。そのせいか『豚』で画像検索したさいに紛れ込んでいたりする。???「豚デェェェス!」

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  • 編集者様用詳細プロフ
    マイルール 筆箱の鉛筆は、すべて綺麗に削り揃える
    スマホ壁紙 目標レースの日付だけを、大きな文字で設定
    出走前は… レースに出走する全員の名前を心の中で復唱 -- [geq8oarlixY] 2022-01-17 (月) 00:34:24
お名前: Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

←板を利用する前にルールを必ずお読みください。



*1 グラスワンダー父系の種牡馬モーリスの産駒として、オーストラリアにMatcha Latte(マッチャラテ)という競走馬が存在する。同G1スプリングチャンピオンステークス4着入賞など。
*2 このメジロボサツ、現役時代は馬体重380kg程度と、小さすぎる競走馬でおなじみのメロディーレーンとあまり変わらない位の大きさしかなかった。さらに誕生直後に母を、デビュー前に父を亡くしており、菩薩の名前から「走るお墓」とかいうとんでもないあだ名をつけられていたそうである。生涯18戦9勝。主な勝鞍朝日杯3歳S4歳牝馬特別函館記念。同期にはシンボリルドルフの母父スピードシンボリ、テンポイントの母ワカクモ等がいる。
*3 ちなみにモーリス産駒に、2022年のレパードSを制したカフジオクタゴンという馬がいる。メジロ牧場後継のレイクヴィラファーム生産で、メジロてんこ盛りの凄まじい血統をしている。毛色もマックイーン、ひいてはその祖父メジロアサマ由来の芦毛である。

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